業界別に見る、「あいだ」がつながったあとの姿。
どのシステムをつなぐと、どんな数字が出てくるのか。18業界について、分断の起き方からAIへの聞き方、揃ったあとのデータの並びまでを1本ずつ書き起こしました。自社に近い業界から読んでいただくのが早いはずです。
W3 WMS × AI照会
弊社WMS(W3 sirius / W3 mimosa)のデータをデータレイクに取り込み、MCP経由でAIが直接参照します。SQLの記述もBIツールの操作教育も要りません。聞けば返ってきます。
データレイク蓄積(データ基盤 格納型)
他社システムのデータ連携サーバー、基幹DB、ECカートなどをCDC(変更差分取得)で接続し、毎日流れてくるデータをraw/mart 2層に溜め込みます。既存システムは無改修です。溜まったデータを、自然言語の指示で分析・加工できる状態にします。
ETL単体(システム直接連携)
データレイクを作らないまま、「抽出→変換→格納」だけのシステム間インターフェースとして使えます。個別IF開発をノーコードのGUI設定に置き換えることで、IF開発費が従来比 1/3〜1/2 になります。ここから始めて、あとからBへ広げることもできます。
条件で絞り込む
マルチWMSを束ね、荷主別採算を「月次のどんぶり」から「日次」へ
案件ごとにWMSを入れた結果、拠点と荷主の数だけデータの形が増えた。全社の数字は、誰も見ていない。既存WMSを1本も入れ替えずに、同一KPIへ揃えて日次P/Lを回す。
▲80%月次採算集計の工数(想定)1/3システム間IF開発コスト(想定)このモデルケースを読む →INDUSTRY 02製造業(荷主)ERPと委託物流をつなぎ、「在庫と物流費の実態」を経営に届ける
生産と販売はERP、物流は委託3PL各社のWMS。全社在庫を把握するのに数日かかる。委託物流費は、請求書の合計額しか手元にない。委託先を切り替えずに、ガバナンスだけを強化する。
即時全社在庫の把握(数日→即時)▲15%過剰在庫の削減(想定)このモデルケースを読む →INDUSTRY 03小売・EC「売るデータ」と「届けるデータ」をつなぎ、SKU×チャネル採算を日次化
ECカート、モール、POS、OMS。どれも数字は出る。ただし別々に出る。売上は販売管理、物流費は請求書。「どの商品がどこで儲かるか」に答えられる状態をつくる。
▲20%欠品による機会損失(想定)日次SKU×チャネル採算の把握このモデルケースを読む →INDUSTRY 04卸売・商社老朽基幹×Excel集計から、「得意先別採算の即答」へ
基幹からのデータ抽出が、特定の担当者ひとりに集まっている。得意先別と商品別の採算はExcel集計で、出てくるまで5営業日。基幹刷新を待たず、改修ゼロで着手する。
即日経営レポート作成(5営業日→即日)+10%在庫回転率の改善(想定)このモデルケースを読む →INDUSTRY 05食品・消費財賞味期限・ロットまでつなぎ、廃棄ロスと欠品を同時に減らす
賞味期限とロットは各拠点のWMSに閉じている。全社の期限別在庫は、どこにもない。日配と季節品の波動に発注が追いつかず、欠品と廃棄が同じ月に並んで出る。
▲25%期限切れ廃棄ロス(想定)数分ロット照会(数時間→数分)このモデルケースを読む →INDUSTRY 06金融レガシーDBを動かさず、ガバナンスの効いた分析基盤を最短で
基幹と周辺システムからの抽出には専門知識と時間がかかり、分析まで届かない。本番系への負荷と改修は不可。その制約を動かさないまま、出所を説明できる分析基盤を立てる。
▲50%監査・照会対応の工数(想定)日次リスク・収益レポート(月次→日次)このモデルケースを読む →INDUSTRY 07保険契約・査定・代理店データを統合し、チャネル収益を可視化する
契約、保全、支払、代理店管理が商品ごとに縦割りになっている。横に並べる手段がない。商品系統ごとの権限を維持したまま、経営層だけが横断ビューを持つ形にする。
日次代理店・商品別収益の把握(月次→日次)▲60%査定・分析の手作業工数(想定)このモデルケースを読む →INDUSTRY 08医療・ヘルスケア電子カルテと経営データをつなぎ、病院経営を数字で回す
電子カルテ、部門システム、医事会計が分断し、施設ごとにデータ形式も揃っていない。抽出のたびにベンダーへ依頼が必要で、1回に数十万円かかる。施設横断の標準化から始める。
▲70%経営会議資料の作成工数(想定)週次施設横断の収支把握(月次以上→週次)このモデルケースを読む →INDUSTRY 09SaaS・ITサービスプロダクトログとCRMをつなぎ、チャーンを先読みする
プロダクトの利用ログはある。契約と請求のデータもある。ただし紐づいていないため、解約は更新月に突然知ることになる。データ専任を採用する前に、内製で回せる状態をつくる。
▲80%エンジニアへのデータ抽出依頼(想定)先読み解約予兆の検知 → CS自動通知このモデルケースを読む →INDUSTRY 10アパレル・ファッションSKU爆発とシーズン消化率、値下げロスを「色・サイズ」の粒度で押さえる
品番×色×サイズでSKUが2万を超えると、消化率の一覧は数千行になる。誰も見きれない。結果として品番単位の粗い判断に戻る。店間移動と値下げの判断を、色サイズの粒度で回す。
色サイズ消化率の把握粒度(品番→色サイズ)▲18%値下げロス(想定)このモデルケースを読む →INDUSTRY 11医薬品・医療機器卸ロット・期限・温度記録までつなぎ、GDP対応の説明責任を果たす
ロット、使用期限、温度記録が拠点とシステムに分かれている。回収指示が来ると、4拠点への問い合わせが始まる。その間も出荷は止まらない。品質記録と在庫を1本の時系列に統合する。
数分ロット遡り照会(数時間〜数日→数分)即時温度逸脱時の影響ロット特定このモデルケースを読む →INDUSTRY 12自動車部品内示と確定オーダーの差を掴み、ライン停止リスクを先に消す
得意先からの内示と確定オーダーの差は、担当者のExcelにしかない。乖離の傾向は組織に残らない。多階層BOMの部材欠品が完成品に効いてくる前に、影響範囲を先に出す。
逆引き部材欠品の影響範囲(BOM展開で即時)▲12%安全在庫(想定・欠品率を維持したまま)このモデルケースを読む →INDUSTRY 13化学・危険物危険物区分・保管上限・容器を束ね、法令報告と在庫最適化を両立する
危険物の類別と指定数量は、拠点ごとの台帳で管理されている。拠点ごとには正しい。全社を合算した余裕だけが、誰も持っていない。法令報告と在庫最適化を同じデータで回す。
常時監視指定数量倍数(月次手集計→常時)自動生成法令報告帳票の作成このモデルケースを読む →INDUSTRY 14建材・住設現場直送と受注生産をつなぎ、「案件別の本当の利益」を出す
1つの案件が、倉庫出荷とメーカー直送と工場直送に分かれる。案件全体の物流費を合算する仕組みはない。営業が見ているのは売上ベースの粗利だけである。3経路を1本に束ねる。
案件単位粗利把握の粒度(月次締め→完了時点)3経路納期回答の横断自動化このモデルケースを読む →INDUSTRY 15D2C・サブスク通販広告費とフルフィルコストを突合し、「LTVから見た本当の採算」を出す
広告費は広告管理ツール、売上はカート、物流費は3PLの請求書。CPAは下がった。それでも利益は増えていない。継続率と獲得コストとフルフィルコストを、同じ物差しに載せる。
同一物差しCPA・LTV・物流費の突合18日前欠品予兆の検知(定期配送予定から逆算)このモデルケースを読む →INDUSTRY 16家電・電子部品シリアル単位で返品・修理をつなぎ、リバース物流の損益を可視化する
返品、修理、再生、廃棄がそれぞれ別のシステムにある。1台の機器の履歴を通して追う手段がない。売った後にかかっているコストを、製品別に把握する。
シリアル追跡粒度(製造〜廃棄を1本で)実質利益リバースコスト込みの製品別採算このモデルケースを読む →INDUSTRY 17外食・フードサービス店舗発注と食材原価をつなぎ、店舗別FLコストを日次で回す
POS売上は日次で見える。食材原価と人件費を突合した店舗別FLコストだけが、月次締めまで出てこない。手を打つのが1ヶ月遅れる。店長のExcel発注と紙の廃棄記録を基盤に載せる。
日次店舗別FLコストの把握(月次締め→日次)▲30%食材廃棄ロス(想定)このモデルケースを読む →INDUSTRY 18マテハン・ロボット導入拠点自動倉庫・AGVの稼働データとWMSをつなぎ、投資回収を数字で語る
自動倉庫、AGV、ソーターの稼働ログは設備メーカーの管理画面に閉じている。WMSの業務データと重ねる手段がない。投資した設備が効いているかを、人時生産性で示す。
同一KPI自動化拠点と従来拠点の横比較影響時間設備エラーの出荷インパクト定量化このモデルケースを読む →御社のシステム構成で、何が出せるかを先に確かめる。
何がつながるか、どんな数字が出せるかは、いまお使いのシステムによって変わります。アセスメント(1〜2週間)では「見たいKPI」と「今あるデータ」を突き合わせ、何が算出できて何が足りないかを先に出します。1システム・1テーマの可視化からご相談ください。
掲載しているのはすべて架空のモデルケースです。実在の企業・導入実績ではなく、数値・効果は仮定に基づく試算イメージです。
記載の数値は代表値・想定値です。実環境(データ量・システム構成・ネットワーク)により変動する可能性があります。費用は対象システムの仕様確認が必要なため、個別にお見積りいたします。