物流SaaSとは?種類・導入メリット・おすすめな選び方を解説

「現場を効率化できる物流SaaSを導入したいものの、現場が使いこなせるか、既存の物流システムSaaSと連携できるかなど、不安を感じている。」
こうした疑問にお答えします。
本記事の内容
- 物流SaaSが注目される背景
- 物流SaaSの代表的なサービスの種類
- 物流SaaSの失敗しない選び方チェックポイント
物流SaaSを活用すれば、初期費用を抑えつつ短期間で業務をデジタル化できます。倉庫や輸送にかかるコストと作業負荷を同時に削減することも可能です。
現場のITスキルや連携への不安も、準備のポイントを押さえれば解消します。ぜひ本記事を読み進めて、自社に最適なSaaS物流導入のイメージをつかんでください。
物流SaaSとは?
物流SaaSとは、インターネットを通じて提供されるクラウド型の物流システム(SaaS)のことです。
SaaSとは「Software as a Service」の略であり、ソフトウェアをサービスとして利用する形態です。
自社サーバーへのソフトインストールは不要で、必要な機能だけを月額課金で手軽に利用できます。物流領域でもこのモデルが普及しており、倉庫や配送管理の効率化に役立っています。
従来のオンプレミス型と比較して、初期費用を抑えやすく短期間で導入できる点が大きなメリットです。物流SaaSとオンプレミス型の違いを以下の表に整理しました。
| 比較項目 | 物流SaaS(クラウド型) | オンプレミス型物流システム |
| 導入形態 | インターネット経由で利用 | 自社サーバーへインストール |
| 初期費用(目安) | 安価(月額課金が中心) | 高額(ライセンス・サーバー費) |
| 導入期間(目安) | 数週間から数か月で開始しやすい | 設計・構築により長期化しやすい |
| カスタマイズ性 | 標準機能を利用、設定で対応 | 個別開発であり柔軟だが高コスト |
| 保守・更新 | ベンダー側が一括対応 | 自社またはSIerが対応 |
| スケーラビリティ | 拠点やユーザー増加に柔軟 | 拡張時に追加投資が必要 |
物流SaaSは、変化の激しい物流業界において短期間で効果を出しやすい選択肢になっています。
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物流SaaSの導入が注目される背景

物流SaaSは、物流業界の深刻な人手不足や2024年問題などの課題を解決するソリューションとして急速に注目されています。
実際に、SaaS型の物流システム市場は、世界的にも拡大傾向にあり、日本国内でも浸透が進んでいます。
以下では、物流SaaSの導入が注目される背景について一つずつ見ていきます。
- 深刻化する人手不足への対策
- アナログ業務からの脱却
- EC(電子商取引)市場の拡大や配送の小口化への対応
深刻化する人手不足への対策
物流SaaSが注目される理由は、人手不足の課題を解決する必要があるからです。2024年以降、トラックドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されるなどの残業規制や人件費の上昇により、人海戦術に依存した現場維持はますます困難になりつつあります。
そんな中、SaaSによる自動化が有効な理由は以下の通りです。
- クラウド上で常に最新機能を利用可能
- サーバー保守や更新の手間が不要
- 標準機能で定型業務を幅広くカバー
WMS(倉庫管理システム)などを組み合わせて導入すれば、同じ人数のまま処理能力を向上させる体制を構築できます。人手不足解消への先行投資として、高い費用対効果を期待できるでしょう。
アナログ業務からの脱却
紙やFAX、エクセルといったアナログ管理から脱却し、デジタル運用へ切り替えるために物流SaaSが選ばれています。
アナログ管理における課題は以下の通りです。
- 伝票の読み間違いや入力漏れ
- 情報共有の遅れによる誤配送などのトラブル
- リアルタイムでの進捗把握が困難
- データ活用の機会損失
これに対し、物流SaaSは情報を一元管理し、リアルタイムに可視化できます。
アナログからSaaSへの移行は、単なるペーパーレス化ではありません。判断スピードと精度を高め、ミスを未然に防ぐ基盤づくりといえます。
EC(電子商取引)市場の拡大や配送の小口化への対応
EC市場の拡大と配送の小口化も、物流SaaSが注目される重要な背景です。多品種少量かつ高頻度な出荷に対応するには、従来のアナログオペレーションでは限界があります。
ECや小口配送の拡大により、現場は以下の課題に直面します。
- 出荷件数の増加
- 出荷締め時間の短縮
- 配送方法や配送先チャネルの多様化
- 返品対応など逆物流管理の発生
これらの課題解決には、一連のプロセスをデジタルでつなぐシステムが必要です。多くの物流SaaSは、EC特有の要件に合わせて機能が設計されています。
このように、ビジネスモデルの変化に対応する基盤として、物流SaaSは欠かせない選択肢といえるでしょう。
物流SaaSを導入するメリット

ここでは、物流SaaSを導入する主要なメリットを5つに絞って解説します。
- 初期費用を抑えられる
- 短期間でスピーディーに導入できる
- 業務を標準化して属人化を防げる
- リアルタイムでデータを共有できる
- 物流関連法規に柔軟に対応できる
初期費用を抑えられる
物流SaaSを導入する最大のメリットは、初期費用を大幅に削減できることです。自社でサーバーやシステムを構築する必要がないため、投資リスクを最小限に抑えられます。
従来のオンプレミス型とSaaS型の費用イメージを比較すると、以下のようになります。
| 項目 | オンプレミス型 | 物流SaaS |
| 初期投資 | 数百万円〜数千万円 | 〜数十万円 |
| サーバー構築 | 必要 | 不要 |
| 保守管理費 | 自社負担 | 利用料に含まれる |
※上記はあくまで目安です。費用は規模・機能・連携範囲により大きく異なる場合があります。
予算が限られた中小企業であっても、クラウド型の物流システムSaaSなら導入が容易です。
キャッシュフローへの負担を抑えつつ、最新の機能を活用したい企業に適した選択肢といえます。
短期間でスピーディーに導入できる
申し込みから本番稼働までのリードタイムが短い点も、物流SaaSの大きな魅力です。2024年問題への対応など、期限の迫ったプロジェクトでも安心して進められます。
標準機能を活用するケースであれば、最短1ヶ月程度での稼働も十分に現実的です。紙やFAXによるアナログ管理から、素早くデジタル環境へ移行したい現場に向いています。
なお、規模によっては数ヶ月以上かかる場合もあるため、必ずベンダーと入念にチェックするようにしましょう。
業務を標準化して属人化を防げる
物流のSaaSシステムを導入すると業務フローが標準化され、属人化のリスクを減らせます。特定のベテラン担当者の経験や勘に依存しない、安定した運用体制を構築可能です。
特に次のようなメリットが得られます。
- 業務手順が画面ガイドやマニュアルで可視化される
- 誰がいつ処理をしたかがログとして正確に記録される
- 作業ごとのチェックリストや入力項目が統一される
例えば、TMS機能などを活用すれば、配車計画などをシステムがサポートし、担当者が不在でも業務が回ります。
人材の入れ替わりが激しい現場において、教育コストの削減や品質維持につながるでしょう。
リアルタイムでデータを共有できる
物流SaaSを導入することで、拠点や部署をまたいで、リアルタイムにデータを共有できる環境が整います。
一番の強みは、在庫状況や配送ステータスを関係者全員が常に最新の状態で把握できることです。また、クラウド上のデータベースにアクセスすることで、情報の分断によるミスも防げます。
さらに、物流SaaSとECカート等を連携すれば、在庫の引き当てミスなどのトラブルも激減します。
物流SaaSは、正確なデータに基づく迅速な経営判断を行いたい企業にとって、非常に有効な仕組みと言えます。
物流関連法規に柔軟に対応できる
頻繁な法改正や業界ルールの変更にも、物流SaaSなら柔軟かつ迅速に対応できます。
ベンダー側で定期的に機能アップデートが行われるため、多くの場合、最新の法規制や業界ルールに対応しやすい環境を維持できます。
例えば、アナログ管理では難しい複雑な労務管理も、システム連携によって効率化が可能です。
将来的な法改正リスクを低減するためにも、アップデート性に優れた物流SaaS型の導入は有力な選択肢となります。
物流SaaS導入時のデメリット
物流SaaSは多様なメリットがある一方で、運用面でのデメリットも存在します。導入検討時に必ず理解しておくべき3つの注意点を解説しましょう。
- 継続的なランニングコストがかかる
- インターネットの通信環境に依存する
- 現場スタッフへの教育負担がかかる
継続的なランニングコストがかかる
物流SaaSは買い切り型と異なり、利用期間中は月額や年額の料金を支払い続ける必要があります。初期費用は安いものの、ランニングコストがかかる点は考慮が必要です。
コスト構造の違いについては、以下の表を参考にしてください。
| 比較項目 | オンプレミス型 | 物流SaaS型 |
| 初期費用 | サーバー構築等で高額になりやすい | 比較的安価でスタートしやすい |
| ランニングコスト | 主に保守費用のみ | 毎月の利用料が継続的に発生 |
また、多くの物流システムSaaSでは以下のような課金体系が代表的です。
- 利用者数(ID数)に応じたユーザー課金
- 出荷件数や伝票数に応じた従量課金
- オプション機能や外部連携ごとの追加料金
以上より、数年単位の総保有コスト(TCO)で比較検討することが重要です。
インターネットの通信環境に依存する
物流SaaSはクラウド上で動作するため、常に安定したインターネット接続が求められます。通信環境が悪化するとシステムへアクセスできなくなり、出荷作業などの業務が止まるリスクがあります。
特に電波が届きにくい倉庫内では、通信トラブルへの備えが欠かせません。
- 倉庫内のWi-Fi環境調査とアクセスポイント増設
- 5GやLTEなどバックアップ回線の用意
- オフラインでも作業可能な機能の有無を確認
場所を選ばず使える利便性の裏に、通信遮断時のリスクがあることを理解しておきましょう。
現場スタッフへの教育負担がかかる
高機能な物流SaaSを導入しても、現場のスタッフが使いこなせなければ業務効率は向上しません。
特に、紙や電話での業務に慣れたベテランが多い現場では、新しいシステムへの心理的抵抗も予想されます。
スムーズな運用のために、導入初期には「業務フローごとの操作研修」「複数回の説明会」「新人教育用の簡易マニュアルや動画の準備」などが必要です。
ベンダーが提供するオンラインサポートなども活用し、現場に定着するまでの教育計画を事前に立てましょう。
目的別のおすすめ物流SaaS

物流SaaSは人手不足や2024年問題への対策として、倉庫や物流業務を効率化する有力な手段です。以下では目的別に代表的な物流SaaSの種類と選び方のポイントを解説します。
- WMS(倉庫管理システム)
- TMS(輸送管理システム)
- OMS(受注管理システム)
- 配車システム
- バース予約システム
それぞれの特徴を理解して、自社に合うサービスを見つけましょう。
WMS(倉庫管理システム)
WMS(倉庫管理システム)とは、入庫から出庫までの作業をデジタル管理し、在庫精度と生産性を高める物流SaaSのこと。紙やExcelでのアナログ管理から脱却したい企業に、導入効果が出やすい領域です。
WMSの代表的な機能は以下の通りです。
- 入庫予定や検品、ロケーションの自動割当
- 在庫のリアルタイム管理や期限管理
- ピッキング指示や出荷検品
- 作業生産性の分析
導入することで在庫差異の削減や作業効率の向上、そして業務の標準化に効果があります。特にSaaS型WMSならハンディターミナル等と連携し、人的ミスを大幅に削減できます。
人手不足や属人化に悩む企業は、WMSによる物流SaaS化から始めると費用対効果が高いでしょう。
実際に、SaaS型WMS「W3 mimosa」への移行で、運用コスト30%削減と在庫精度の大幅改善を同時に実現した事例があります。
TMS(輸送管理システム)
TMS(輸送管理システム)は輸送計画や運行管理、運賃計算などを統合的に管理するシステムです。輸送コストの高騰やドライバー不足の課題解決に適しています。
導入の主な目的は、データ活用による輸送コストとリードタイムの最適化です。ルートや積載率、運賃契約を見直すことで業務改善を図れます。
SaaS型のTMSには、主に以下のような機能が備わっています。
- 配送ルートの最適化シミュレーション
- 積載率の可視化
- 運賃計算や請求書発行
- ドライバーの労務管理
- 車両位置情報の把握
売上に対する輸送費の比率が高い企業ほど、TMS導入による投資対効果は高くなります。
OMS(受注管理システム)
OMS(受注管理システム)は複数の受注チャネルを一元管理し、出荷指示までを自動化する仕組みです。ECや店舗など販路が多岐にわたる企業において、誤出荷防止の中枢となります。
OMSの主な機能は以下の通りです。
- 複数チャネルからの注文取込
- 在庫引当ロジックの自動化
- 受注確認や与信フローの管理
- キャンセルや返品の一元処理
- 出荷指示データの連携
物流システムSaaSのOMSであれば、注文情報を集約してWMSなどと自動連携できます。
選定のポイントはチャネル連携の範囲と、既存システムとの接続性になります。API連携などが充実したSaaSを選ぶことで、開発コストを抑制可能です。
成長中のEC事業では、受注増に伴い人手不足が深刻化しやすい傾向にあります。OMSを早期導入すれば、機会損失を防ぎ顧客満足度を維持できるでしょう。
配車システム
配車システムは配送先と車両の組み合わせを計算し、効率的な計画を作成するツールです。多数の車両と配送先を抱える企業の集配業務で力を発揮します。
配車システムに含まれる主な機能は以下の通りです。
- 地理情報をもとにした自動ルート生成
- 条件付きの最適化計算
- ドライバーアプリへの指示出し
自社車両でのルート配送が多い場合は、配車システムの導入効果が大きいといえます。ただし、外部委託が中心なら、TMSやベンダー連携を優先する方が現実的です。
バース予約システム
バース予約システムは、トラックの待機場所や接車スペースの利用時間を予約する仕組みのこと。荷受け場の渋滞解消や待機時間の短縮に役立ちます。
バース予約システムが持つ代表的な機能を紹介します。
- 搬入出枠の事前予約受付
- バースのスケジュール管理
- 作業ステータスの表示
- 待機時間等の実績分析
- 他システムとの連携
導入することでトラックの到着を分散させて、搬入時間をコントロールすれば、特定の時間帯への混雑集中を避けられます。
WMSなどに比べて後回しにされがちですが、定量的な導入効果が出やすい物流SaaSの一つです。
その他にも物流SaaSはあります。あわせてチェックして違いを把握しましょう。
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失敗しない物流SaaSの選び方
物流SaaSを選ぶ際は、自社の課題や環境に合ったサービスを見極めることが重要です。以下では、物流SaaSの選び方のポイントをまとめていきます。
- 自社の課題を特定する
- 現場での操作性を確認する
- 他システムとの連携を確認する
- 費用対効果を試算する
- セキュリティ体制やプライバシー対策を確認する
①:自社の課題を特定する
まずは自社の課題を明確にすることが、最適な物流SaaS選定につながります。理由は、課題が曖昧なままだと必要な機能が判別できず、導入後にミスマッチが起きやすいためです。
例えば、在庫精度の低下に悩む企業ではWMS、配車計画の属人化に課題がある場合はTMSが適しています。
課題と主要SaaSの対応関係の例を以下にまとめました。ぜひ参考にしてください。
| 課題 | 適したSaaSの種類 |
| 在庫精度が低い | WMS(倉庫管理システム) |
| 配車計画が属人化 | TMS(輸配送管理システム) |
| 荷待ち時間が長い | バース管理システム |
| 紙やFAXが残る | 受付管理・電子伝票システム |
②:現場での操作性を確認する
物流SaaSの導入では、現場の操作性が業務定着の成否を左右します。現場スタッフのITリテラシーには差があり、複雑な操作はミスや抵抗につながるためです。
例えば、画面の分かりやすさやスマホ対応の有無は、現場の生産性に直結します。
そのため、無料トライアルやデモを必ず現場で試し、問題なく運用できるかを確認すべきです。
③:他システムとの連携を確認する
物流SaaSは単体で完結せず、基幹システムや会計システムと連携して初めて効果を発揮します。
例えば、既存のERPや受注管理システムとAPI連携できるかの確認が重要です。連携要件を事前に把握することで、導入後のトラブルを回避できます。
なお、連携時に見るべき項目の例は以下の通りです。
- APIやCSV連携の可否
- リアルタイム連携かバッチ処理か
- マスタデータの整合性
- データ移行のサポート有無
④:費用対効果を試算する
物流SaaSは初期費用が低く始めやすい一方で、長期の運用コストや導入効果を比較しなければなりません。月額費用だけで判断するとROIが低くなるケースがあるためです。
できるだけ効果を定量化することを意識してください。例えば、費用対効果を試算する際には以下のような観点に気をつけるとよいでしょう。
- 現状の工数・ミス発生率
- システム導入後に削減できる工数
- 月額費用と削減効果の比較
- 3年間など中長期の総コスト
物流SaaSの効果を定量化することで、導入判断の説得力が高まります。
⑤:セキュリティ体制やプライバシー対策を確認する
物流SaaSはクラウド上でデータを扱うため、セキュリティ体制は必ず確認すべき項目です。
例えば、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)取得の有無やデータ暗号化の実装は信頼性の指標になります。
- 通信・保存データの暗号化
- ISMSやSOC2などの認証
- アクセス権限管理の詳細度
- データバックアップ体制
上記のようなポイントをチェックして安全性を担保することで、安心してシステムを運用できます。
まとめ
物流SaaSは、人手不足や2024年問題への対策として、アナログ業務からの脱却やEC物流の高度化を実現する有効な手段です。
物流SaaSの機能や役割について重要なポイントを振り返りましょう。
- WMSやTMSといった物流システムSaaSの種類を整理し、自社の課題解決に必要な機能を明確にすることが重要
- スピーディーな導入や業務標準化といったメリットだけでなく、ランニングコストなどのデメリットも事前の確認が不可欠
- 現場のITリテラシーや既存フローとの適合性を確認するため、トライアルやベンダーとの打ち合わせを入念に行う
現場で運用が定着する物流SaaSを選ぶことこそ、導入を失敗しないための近道です。
とはいえ、実際に自社の現場がどう変わるのか、具体的なイメージが湧きづらい方もいるかもしれません。そこで、SaaS導入によって「現場の課題」を解決した実際の成功事例をご用意しました。
貴社の現在の課題や目指す姿に近いものを、ぜひ参考にしてください。
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