W3 sirius

「カッコイイ作業服」を最良の状態でお客様へ。新拠点「CAMP BURTLE」が目指す、ブランド価値を高める物流体制

株式会社Burtle(バートル)担当者様

株式会社バートル
経営チーム システム責任者 浅井様

企業名  株式会社バートル
業種  アパレル・作業服製造販売
導入製品  クラウド型WMS「W3 sirius」
導入拠点  CAMP BURTLE(キャンプバートル)
URL  https://burtle.jp/
株式会社Burtle(バートル)担当者様
企業名  株式会社バートル
業種  アパレル・作業服製造販売
導入製品  クラウド型WMS「W3 sirius」
導入拠点  CAMP BURTLE(キャンプバートル)
株式会社Burtle(バートル)様のイメージ画像

スタイリッシュなデザインや高機能なワークウェアで、多様化する時代に合わせて進化を続ける株式会社バートル(以下、バートル)。

電動ファン付きウェア「AIR CRAFT」の爆発的ヒットやEC市場の拡大に伴い、同社は新たな物流拠点「CAMP BURTLE」を設立しました。

急成長する物量に対応するため、従来のアナログ管理から脱却すべく、株式会社ダイアログのWMS(倉庫管理システム)「W3 sirius」を導入。

現場の意識改革と劇的な業務効率化を実現した背景には、バートルの「物流は単なる作業ではなく、企業ブランドを支える要」という強い信念がありました。

1. 導入企業の概要

プロフェッショナルワークウェアの革新者が挑む、新物流拠点構築

株式会社Burtle(バートル)様

広島県備後地域は、日本の作業服生産の一大産地です。その地で1958年に創業したバートルは、自社ブランドの企画・製造・販売を開始しました。

「“カッコイイ”というモノづくりビジョン」を掲げる同社は、2011年の社名変更以降に急成長。特に電動ファン付きウェア「AIR CRAFT」は市場を席巻し、300億円超の売上規模に達しています。

事業拡大に伴い、旧来の倉庫では物理的な限界を迎えていた同社は、2025年3月、新たなシンボルとなる物流拠点「CAMP BURTLE」を稼働させました。

ここには、お客様へよりスピーディーかつ美しく製品を届けるという、バートルの物流に対する使命が込められています。

2. 導入前の課題・悩み

売上規模とインフラのギャップ、アナログ運用の限界

新拠点設立前、バートルは大きな課題に直面していました。旧倉庫は売上数十億円規模を想定して設計されたものであり、300億円規模の物量を捌くには物理的にもシステム的にも限界を迎えていました。

株式会社Burtle(バートル)様が抱えていた課題

当時の主な課題

  • 紙ベースの運用による非効率: 出荷指示はすべて紙のピッキングリストで行われており、業務の進捗状況のリアルタイム管理が困難でした。
  • 「待ち時間」の発生:旧システムでは基幹システムでのバッチ処理(一括処理)の負荷が大きく、処理が終わるまで納品書が発行できず、次の工程に進めない待ち時間が発生していました。
  • バックオフィスの負担:納品書発行後に欠品や変更が生じると、手作業での修正(裏オペレーション)が必要となり、管理部門の負荷が高まっていました。
  • 誤出荷リスクと精神的負荷:目視の確認と紙のピッキングリストを使用したアナログ作業では誤出荷リスクが常にありました。また、そのリスクは少なからず作業者への精神的負荷になっていました。

3. ダイアログ選定の決め手

「システムに合わせろ」ではなく「バートルの運用」に寄り添う提案

株式会社Burtle(バートル)独自の在庫管理

WMS選定にあたり、システム責任者の浅井氏は複数社を検討しましたが、多くのベンダーは「システムのあるべき論」を主張し、バートルの独自運用にはマッチしませんでした。

採用の決め手となったのは、ダイアログの柔軟な姿勢と提案力です。

  • 独自の在庫管理への理解:バートルには「即出荷在庫」に加え、「予約品」「展示会分」など、WMS上には様々な在庫ステータスが存在します。ダイアログは、在庫ステータス管理を基幹システム側で行い、出荷可能なものだけをWMSに連携するという、バートルの運用に合致した設計を提案しました。
  • 直感的なUI(操作画面):Excelのようなシンプルで見やすい画面設計と表示項目のカスタマイズ、そして簡単な操作性は、システムに不慣れな現場スタッフにとっても導入のハードルを下げる要因となりました。
  • 高難易度なカスタマイズ対応:同一顧客からの複数回注文を自動で同梱扱いにし、送料計算を最適化する複雑なロジックの実装など、メーカー側のコスト削減と顧客サービスを両立させる難しい要望にも「チャレンジ」する姿勢が評価されました。

4. 導入プロセス

現場主導の意識改革のもと、新たな体制のスタート

システム導入は、現場とのすり合わせが不十分なまま進むと、負担感や抵抗感を生みやすいものです。

そうした中、バートルでは数年前から、物流を「会社全体を支える重要な部署」と位置づける意識づくりを進めてきました。

その土台があったからこそ、WMSの新規導入時には現場スタッフからも前向きな改善提案が生まれ、「システムを導入すること」自体を目的にするのではなく、「より良い運用を作ること」に視点を合わせて進めることができました。

株式会社Burtle(バートル)の現場スタッフの方々

導入時のエピソード

  • 習熟へのスピードと手厚いサポート:現場マネージャーの馬場氏を中心に教育を進めました。導入時にはダイアログのスタッフも現場に入り、開発と並行しながら手厚い操作説明を行いました。その結果、ハンディターミナルの操作はわずか2時間程度でスタッフが習得。従来なら数日かかることもあった新入社員、パート社員、派遣スタッフへの教育期間が短縮され、教育コストも大幅に削減されました。
  • PC未経験者も即戦力に:現場作業から現場管理のアシスタントに抜擢された河野氏は、社内システムを用いた業務経験がない状態からW3 siriusを利用開始。「会社の業務システムは難しいと思っていたが、操作も簡単ですぐに覚えられた。」と語り、今では現場の司令塔として活躍しています。
  • 手厚いサポート体制:新拠点立ち上げという大規模プロジェクトゆえ、稼働直前には急遽想定外のトラブルも発生しました。しかし、ダイアログのエンジニアが深夜まで現場で対応し、課題を完遂。稼働後も現地に常駐するその姿勢に、浅井氏は「バートルの社員のような目線で、販売側の苦労も理解して動いてくれた」と振り返ります。

5. 導入後の効果・成果

処理時間2時間短縮、誤出荷ゼロへの挑戦

W3 siriusの導入は、CAMP BURTLEの運営に劇的な変化をもたらしました。

株式会社Burtle(バートル)とハンディターミナル

定性効果、現場の声

  • 昼休憩の確保:従来は納品書発行にかかるバッチ処理時間のため14時ごろからの昼休憩が、梱包タイミングで納品書を発行する業務フローに変わったことで12時から昼休憩がとれるようになりました。(約2時間の時間短縮効果)
  • 誤出荷の激減:ハンディ検品により、出荷ミスがほぼゼロになりました。
  • 現場の「見える化」:「あと何件残っているか」「今日どれだけ出さなければならないか」が画面上でリアルタイムに把握できるようになった。
  • 業務のスリム化:数量訂正等による伝票訂正をハンディターミナルで行うことができ、訂正内容で基幹システムに出荷実績を反映させることが可能になり、今までのアナログ処理が無くなった。
  • 運送会社との連携:各運送会社とのシステム連携を実装したことにより、ドライバーへの出荷結果の受け渡しがスムーズになった。

6. 今後の展望

精度の追求と、次なる自動化・2拠点体制へ

株式会社Burtle(バートル)様のインタビュー

CAMP BURTLEの稼働はゴールではなく、新たなスタートです。 浅井氏は「まずは現在のオペレーション精度を極限まで高め、アナログ作業によるミスも含めて完全な誤出荷ゼロを目指す」と語ります。

将来的には、旧倉庫も活用した2拠点出荷体制の構築や、数年後のさらなる成長を見越した倉庫活用、そして新たな自動化技術の導入も視野に入れています。

「システムは入れて終わりではなく、会社と共に成長していくもの」という考えのもと、バートルはダイアログと共に物流の進化を続けていきます。

<物流DX・WMS導入をご検討の企業様へ>
バートル様のように、独自の業務フローに合わせたWMS構築や、現場に定着するシステム導入をお考えなら、ぜひダイアログにご相談ください。